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アンネン・ポルカ (ヨハン・シュトラウス1世)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヨハン・シュトラウス1世

アンネン・ポルカ』(ドイツ語: Annen-Polka作品137は、ヨハン・シュトラウス1世が作曲したポルカ・フランセーズ(フランスポルカ[1]。正式名称は「Beliebte Annen-Polka」であり、『お好みアンネン・ポルカ[2]』『好かれるアンネン・ポルカ[3]』などとも呼ばれる。

解説

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オーストリア皇后マリア・アンナ

1842年に作曲され、同年のうちに初演された[2]。アンナという名の全ての女性を讃え、とりわけオーストリア皇帝フェルディナント1世の皇后マリア・アンナの聖名祝日を祝賀して演奏された[2]。マリア・アンナ皇后は人々からとても愛された人物であり、原題の形容詞「Beliebte」(人気のある、好かれているの意)はこの理由から付けられたものである。また、演奏場はグラーツ家の「アンネン・ザール」だったといわれており[1]、これも曲名に少なからず影響を与えていると思われる。なお、作曲者の妻の名もアンナであるが、この曲との関係はないとみられている。

ちなみに、この曲から10年後の1852年には、息子ヨハン・シュトラウス2世が同名の『アンネン・ポルカ』を作曲している。

ニューイヤーコンサート

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ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートへの登場は以下の通りである。

出典

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  1. ^ a b 『名曲解説全集 第三巻 管弦楽曲(上)』(1959) p.230
  2. ^ a b c 井上(2009) p.279
  3. ^ 小川(1975) p.251

参考文献

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  • 『名曲解説全集 第三巻 管弦楽曲(上)』(音楽之友社1959年3月5日)
  • 小川昂『洋楽索引――作曲者と原題と訳題を引き出すための』民音音楽資料館、1975年11月18日。 
  • 井上和男『クラシック音楽作品名辞典 第3版』三省堂、2009年6月15日。ISBN 978-4-385-13549-6 

外部リンク

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音楽・音声外部リンク
全曲を試聴する
Johann Strauss - Beliebte Annen-Polka - ズービン・メータ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏。EuroArts公式YouTube「EuroArtsChannel」。